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区内における住宅の現状と背景
●住まいを取り巻く歴史的な背景
わが国は戦後の急速な復興と発展の中で、都心の住宅不足を解消するため
短期間に安価な住宅が多く建てられた。そして、概して寿命が短い住宅が多く、
結果的にスクラップアンドビルドを繰り返してきた。特に地元大田区においては戦前より
日本の産業を支える中小工場が多く、戦後の復興期にもまずは工場の生産性など
を最優先したために住まいの方が疎かになりがちで最低居住面積以下の住宅が
都内でも最も多いとされている。
しかし、建物を解体するエネルギー消費や廃棄物処理の問題、新たに建設する
ことに伴う資材やエネルギー消費等を考えると地球環境に与える影響は大きい。
21世紀の現代は、住宅を長期間使用する社会資本として捉え「長持ち住宅」を作る、
或いは既存の建物を長命化させるために計画的に修繕していくことを考え、
実行していく必要がある。
●修繕より建替の仕組みや税制
税制や住宅生産・流通上の問題があり、特に木造住宅の場合、
税制上、減価償却年数が22年と定められており、新築してから 22年経過すると
住宅の資産価値がゼロになってしまうというイメージがある。
また、中古住宅市場も欧米ほど発達していないため、中途半端なリフォームをする
より建替えてしまった方が長期的・個人的には経済的なメリットがあるという意識が
定着している。
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投稿者 地元の建物のお医者さん : 2006年06月18日 16:01
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